クルマを道路に停めるときは
このマークに十分ご注意を。
先週の祝日の木曜、
そして平日の金曜日に休みをいただき
東京の実家の引っ越しを手伝ってきました。
引っ越し先は今まで住んでいたところから
約4km先の同じ墨田区内。
なので移動時間はそれほどでもありません。
特に1日目は祝日ということもあり
道路も空いていて4回のクルマでの往復も
とてもスムーズにいきました。
事件は2日目、平日の金曜日に起きました。
前日と同じく箱バンをマンションの前の道路に
横付け。管理人さんに挨拶し、
荷物を下ろし部屋まで運びます。
「今日はこの1往復で済むから楽だね~」
なんて母親と話していたところ、
玄関先に先ほどの管理人さんが来ました。
「道路で駐禁取締りやっていますよ!!」
慌てて。道路に戻ったところ
緑の制服に身をつつんたおじさん2人が
我々の箱バンの横に。
「それ、うちのクルマです!!
今、引っ越し中なんです!!」
緑の一人が答えます。
「はい、既に作業は終わりました。」
「へ? 作業??」
「フロントガラスにステッカーを貼りました」
「停めてまだ10分たってませんよ」
「クルマの傍に運転者さんがいれば
放置車両とはみなされません。
今回は誰もいないので放置車両と判断しました」
その昔はミニパト乗った婦警さんが
タイヤと道路にチョークで線と時刻を書き、
その数十分後にまだクルマがあれば
「アウト!!」となりました。
しかし2006年の道交法改正で
ものの数分でも駐車違反になることに。
それを容易にしたのが放置車両の定義と
緑のおじさん(正式には駐車監理員)の登場でした。
話を現場に戻します。
なんとか違反を取消してもらおうと
わざわざ松本から手伝いにきたことを
必死に説明するも(←ばかですね)、
緑のおじさん達はいたって冷静です。
「ここから一番近い警察は向島警察署です。行き方は・・・」
と、警察までの道順の説明に入ります。
もはやこれまでと観念。
緑に教えてもらった向島警察署に行き
キップと反則金納付書を発行してもらいます。
そしていったん実家まで戻り、
近くの信用金庫まで歩いて行き、
反則金15,000円を支払いました。
とぼとぼと歩いて実家の近くまでくると・・・
なんと緑の二人組が自宅の横に停めたクルマを
囲んでいるじゃないですか!!
「はいはいはい、運転者はここにいます!!」
自分でも驚くくらい大きな声で叫びました。
「さっき向島でステッカー貼られたばかり、
1日2回は勘弁してくださいよ~~」
緑のおじさんは答えます。
「危なかったですね。大丈夫です。
まだステッカーは貼っていません」
ふう、危ない危ない。
なんとか作業前だったようです。
しかし1日2回も駐禁くらうなんて、
しかもほんの2時間の間ですよ。
やっぱり東京はおっがねぇところです。
皆さんも都心へ出かけるときは
クルマの駐車には十分注意してください。
(松本でも緑のおじさんはたまに見かけますけどね)
今日も最後までお読みくださいまして、
どうもありがとうございました!!